今やすっかりお気に入りの地衣類。
この写真は先日の入生田で撮ったもの。
何種類もの地衣類が入り乱れている様はさながら戦国時代の勢力争い分布図のよう。
さて、母(ブリアン)はこれまでずっと極端にインドア派でした。趣味も室内でやるものばかり。生き物は苦手。それがわずかな期間で変われば変わるものです。。。家では多肉植物や珍奇植物を育て、外ではキノコや変形菌を探す日常は、一年前は想像もつきませんでした。
息子が連れ出してくれた新しい世界。
思えばあの時…はじめて参加したキノコの観察会でオサムシの死骸に寄生した冬虫夏草のオサムシタケを見て「なんてきれいなのだろう…」とびっくりした時に、自分のなかで何かが変わったのです。
(最初は虫の死骸から生えてきたキノコなんて見たくもなかったのです。。。息子が見て見てというので、仕方なくでした。。。)
!オサムシタケの写真、近日中にアップします!
キノコはものすごい大群生が見られたかと思うと、半日たつと消えていたり…。そのダイナミックさとはかなさが同居しているところがたまらなく面白いです。
これまで目にとまらなかったけど、一見ひっそりと…でも実はかなり華やかに自由自在な活動している菌類たち。
その不思議で美しい世界を来年もお伝えしていけるようがんばっていきます。
豆っこ倶楽部の菌類世界探検は2008年も続きます。。。
図書館で『おどるキノコ―イカタケのひみつ』(吉見昭一著・岩崎書店)という本を借りてきた。息子のキノコランクで常に上位をキープしているいる腹菌類。そのなかでもひときわ華 やかなイカタケ。そのイカタケが腕を伸ばして開いていく様子がすばらしい写真で出ており、目が離せない。何度も繰り返し読み、息子は自らイカタケとなって 幼菌〜成長〜胞子を飛ばす〜腐るまでをパントマイム?で演じたりしている。
その情熱に応え、紙でイカタケとアカイカタケを作ってみました!
ちゃんと閉じることもできます。中央にはちゃんとグレバあり。黒い折り紙を使いました。
それにしてもよい本です。
1983年に書かれた古い本で入手困難なのが惜しい。古本屋さんなど探してみよう。
息子も負けじと自分でカゴタケとサンコタケを作った。
フィギュアスケートのビールマンスピンを見て「すごいよ!サンコタケになって回っているよ〜」と喜んでます。
箱根・入生田の生命の星・地球博物館の月例菌類調査、今月は菌類の他に地衣類もテーマです。
「地衣類って何? コケのこと?」
いいえ、全くの別モノです。
見かけはコケそっくりだけど、中身は菌類の仲間。つまりキノコの親戚。
見分ける一番のポイントは色。
コケが鮮やかな黄緑〜緑色をしているのに対し、地衣類は白〜灰色がかった緑 色をしていることが多い。それにはちゃんと理由があって、葉緑素の緑の上に白い胞子がのっかっているからだそう。
(でも地衣類色のコケもいたりする)
地衣類には和名で○○ゴケという名前のものが多い。昔は区別がきちんとついていなくて、曖昧なままに名前がついてしまったらしい。
(くどいけど、でもコケじゃない)
地衣類はどちらかというと日なた大好き、一方コケは日かげが好み。でも決して仲が悪いわけではない。
(同じ場所に生息していることもしょっちゅう。)
本当にややこしいです。
博物館の周辺は地衣類スポットがあまた散在。うまい具合にお寺があったりして、そこの灯籠やお地蔵さま、敷石…いくらでも。もちろん木にも、石垣にも、コンクリートにも。ガードレールや排水溝の中も。本当にどこにでもいるんだね。
これまでほとんど気にもとめていなかった存在だけど、こうして教えていただくと途端に目に入ってくる。
息子も「もうわかった〜。わかると見えてきて見えてきて! 大変だ〜」とどんどん見つけていく。
う〜ん、どんどん情が移って、かわいくなってきた。
色が青磁色で好み。近寄ってルーペで見るとこれまた変形菌並みというかそれ以上にミクロな別世界がそこにあって、引き込まれる〜。
ルーペを持って石垣にぎりぎりまで顔を近づけた人たちがずらっと並んでいる様子はなんかヘン。
帰り道、自宅のそばでも、もう暗かったけど何種類かの地衣類が確認できました。もちろん箱根よりぐっと少ないのだけれど、家の周囲にもちゃんといてくれて、そのことが息子にとってはとてもうれしかったようです。
行きには見えなかったものが帰りには見えた! それって素敵なことだなあ。
木の幹にびっしりとはりついたコケ。そしてその中から傘の直径が3ミリくらいの極小キノコがいくつもいくつも出ている。なんともかわいらしい風景。
先月に引き続き、箱根は入生田の生命の星・地球博物館の月例菌類調査に息子と一緒に参加させていただきました。
前日夜から雨。当日も朝から冷たい雨だ。でもキノコ観察的にはベストコンディションだ。
着替えを含め、重装備で臨む。
箱根は寒いけど、空気が澄んでいて気持ちがいい。雨も小雨になって、やみそうな気配。
この季節、キノコや変形菌は活動をお休みしつつあるけれど、今回はキクラゲが豊作だった。
しばしば出会うアラゲキクラゲはもちろん、今回はタマキクラゲとハナビラニカワタケも見つけることができ、ほくほく。
どちらも雨にたっぷりぬれて、半透明でぷりぷりしていい感じ。
そして、枯れ葉の中から息子がツチグリの抜け殻を発見!
もう胞子は飛ばし終わり、内側の部分はきれいさっぱりとなくなってしまっている。
数は少なかったけれど、少数精鋭。
今日もいいキノコたちと出会えました。
駒場野公園は井の頭線駒場東大前駅のすぐそばにある公園。もともとは筑波大学農学部の前身にあたる駒場農学校があった場所。息子はそこの自然クラブにお世話になっていて、毎月2回ある活動日をとても楽しみにしている。
今日はその活動日。昨年菌を仕込んだというヒラタケがたっぷり採れました!
こんな感じのものが全部で数本。ものすごい量です!
2:きれいな団扇型がびっしり。
採るのがもったいないくらい、つるつるできれい。
3:まんまるタイプもあり 。
味は変わりません。念のため。
4:たくさん採れました!
採ったヒラタケ、最初はバケツに入れてましたがあっという間に満杯になり、ゴミ袋に山のように収穫。
参加者全員たっぷりいただいて帰りました!
キノコ汁、バター炒め…残りは刻んで冷凍です。