2 posts tagged “採集グッズ”
自然観察に行く人々はそれぞれの分野で独特の道具を手にしていて実に興味深い。
蜘蛛を観察する人は霧吹きを手にしていて、クモの巣を見つけると必ずシュッとひと吹き。霧のキラキラで網の目がきれいに際だつのです。
初めてキノコの観察会に参加したときに印象的だったのは、新聞紙と紙袋。
キノコはくずれやすいしビニール袋だと蒸れてすぐに腐ってしまうので、紙を使うとのこと。なるほど。
菌類採集をするスゴ腕の方々はものすごい飛び道具を持っていたりする。のこぎり、なた、剪定ばさみ、根掘り用のナイフみたいなもの、長〜いピンセットなどが道具箱にズラッと並んでいたり、グルッと腰につけていたり。
それが息子にはとてつもなくカッコよく見えるらしい。わかる、わかる。
我が家も少しずつだけど、採集グッズが定着しつつある。
上段左から:
- 10倍のルーペ(落としてもすぐわかるようにピンクのリボン)
- 2倍のルーペ
- 新聞紙と紙袋
- シャベル(根掘りの代用)・ピンセット・アーミーナイフ
- 長靴(雨の中または雨上がりに湿った場所にいることが多いのでとても便利)
- カメラ(デジカメはこの写真を撮影しているので代わりの銀塩カ メラ←ちょっとマヌケですみませんm(__)m )と三脚(低〜いやつです)
- 筆記用具(水に濡れても大丈夫な紙を使ったメモ帳)
- お菓子空箱とボンド(ボンドは壊れやすい変形菌をその場でくっつけるため)
息子と出かけるときは、キノコ目的でなくてもほぼ日常的に携帯するようになってしまった(長靴以外)。
初めて変形菌の観察会に参加した折にいただいた参加要項には、当日の持ち物として「お菓子の空箱」というのがあった。「?」と思っているとちゃんと「お菓
子の空き箱は何故必要なのか、ふしぎでしょうね。お菓子の空き箱に、採集した変形菌を入れて持ち帰るのが、昔からの私たちの習慣です」と書き添えてあっ
た。
チョコレートやキャラメルの箱の中に変形菌をつめて、ほくほくして帰る様子が浮かんできて、なんだかほのぼのとした気分になってきた。
そして観察会当日は本当にお菓子の空箱に変形菌をどっさり入れて持ち帰ってきた。変形菌専用に作られたちゃんとした紙の標本箱も入手することができ、それ
はそれでカッコいいけれど、お菓子の箱というのはまた違った味わいとロマンがあるなあ。。。確か南方熊楠もキャラメルの空箱に粘菌を入れていたっけ。
というわけで、いろいろな箱を見る度に「これはバッチリ」「これは枝用によさそう」と捨てられなくなってしまいました。気がつくと大きな紙袋いっぱいの空箱・空箱・空箱。。。